保福寺峠 |
所在地:長野県松本市と長野県上田市の境
県道181号線にあります。標高1345メートルと、それほど高くはないで すが、途中の道はけっこう険しく、走り甲斐のある峠でした。松本市のほうに 保福寺というお寺があって、それが峠の名前の由来らしいのですが、全然気付 かなかったなあ(笑)。ちなみにこの道はかつては東山道として交通の要所で した。県道のあちらこちらに往時を偲ばせる標識が建っていますが、なにぶん にも標識だけで、何か建物があるわけではないので、いまいちピンと来ない。 残念。一番多いのが、「峠の茶屋がここにありました」という標識。でもその 標識だけあってもね…。 そんな中、この東山道の途中で、時宗の開祖である一遍上人が休憩をしたとい う場所があり、そこには碑と湧き水が出てました(一遍水というらしいです)。 昔は峠の茶屋があったらしく、休憩場所も設置されていました。やはり碑だけ でなく、何かないとね(笑)。
峠には林道保福寺線開通記念の碑が建っています。古ぼけた案内板もあります。
また、峠から1分ほど歩いたところには「ウォルター ウェストン 日本アルプ ス絶賛の地」と書かれた石碑があります。ウェストンは日本アルプスの名付け 親で、世界に日本アルプスを紹介した人です。ここにも来たみたいです。私が 行ったときには雲がかかっていて、いまいちの眺めでしたが…。雲がなければ きっと北アルプスがきれいに見えるんでしょうね。残念でした。
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