「蓼科高原どっとねっと」のトップページ>牛伏川フランス式階段工


牛伏川フランス式階段工


  所在地:長野県松本市大字内田字内田山6114-261

「うしぶせがわフランスしきかいだんこう」と読むらしいです。国登録有形文化財だそ うです。平成23年の夏に放送されたテレビ朝日系の報道ステーション内のお天気コー ナーで、宇賀なつみアナウンサーがここから生中継で天気を伝えていました。私はその ときに初めてここを知りました。

牛伏寺の近くにあります。市町村で言いますと松本市になりますが、塩尻市との市境に 近いところにあります。諏訪方面からここに行く場合には国道20号線を塩尻方面に進 み、「桟敷」という交差点から県道63号線に入ります。県道63号線を走っています と、牛伏寺までの標識が出ていますので、それにしたがって進み、細い道に曲がるとこ ろさえ間違わなければ(「桟敷」から行く場合には右折)、あとは道なりに行けば着け ます。

県道63号線の様子。【平成23年9月25日:撮影】

ここを曲がります。【平成23年9月25日:撮影】
牛伏寺の駐車場に車を停めて、そこから歩いてもいいですし、牛伏寺の横の道を車で行っ て、もう少し上のところに車を停めてもいいでしょう(駐車場有り・無料)。全体的に 上流に向かって進むことになりますので、道は登りです。

【平成23年9月25日:撮影】

ちなみに牛伏寺の駐車場のところは、ダムになっています(牛伏川砂防ダム)。ここの 近くに休憩所があって、ちょうどダムを見下ろして、さらにダムの反対側には北アルプ スが見えるようになっています。私が行ったときには少し雲がでていたので、よく見え ませんでしたが…。

【平成23年9月25日:撮影】

川が階段式で流れていきます。それだけでもけっこう見ごたえがあります。川の流れが きれいに階段になっているんですよね。このフランス式の階段工は大正年間に作られた らしく、延長141メートルの石張りの水路に、19段の段差があります。階段工の最 上流は第一号石堰堤と呼ばれていて、明治時代に内務省によって作られたみたいです。



川沿いに遊歩道が作られていますので、それに沿っていけば見ることが出来ます。

(左)このような遊歩道が続いています。
(右)遊歩道の脇にも、このような湧き水が流れています。
【平成23年9月25日:撮影】

周囲には水遊び場やキャンプ場がありました。キャンプ場はちょっと荒れた感じでした が…。テントを張って一晩過ごすのは難しいと思いますが、お昼を食べるのにはいいと 思います。道端に車を停めて、昼寝をしている人もいました。地元の人の憩いの場になっ ているのかもしれませんね。

【平成23年9月25日:撮影】


無断転載・転送を禁じます。


[トップページへ戻る]

Copyright(C)2004 後藤行政書士事務所 All Rights Reserved.